【東都】日大、わずか3安打で1部復帰お預け 4盗塁許した八田主将「自分のせい」

スポーツ報知
3安打に封じられた日大ナイン

◆東都大学野球春季リーグ1、2部入れ替え戦第2日 中大5―1日大(19日・神宮)

 2部1位の日大は1部6位の中大に敗れ、1勝1敗となり、1部復帰への逆王手を許した。中大のプロ注目右腕・伊藤優輔(4年・小山台)に7回2安打無得点に抑えられるなど、打線がわずか3安打1得点止まり。主将の八田夏捕手(4年・履正社)は「向こうも負けたら2部。気持ちのぶつかりあいで、向こうが良かった」と完敗を認めた。

 守備では足にかき回された。1回1死一塁から五十幡亮汰(2年・佐野日大)に二盗を決められ、直後に先制打。1点ビハインドの3回1死一塁では、またもや五十幡の二盗から追加点を奪われた。五十幡の3盗塁を含む計4盗塁を許し、八田は「自分のせい。しっかり投げないといけない」とうなだれた。

 これで、決着は20日の3回戦に持ち込まれた。勝った方が1部となる。「神宮でやりたいという気持ちで春からやってきた。何が何でも勝利」と気持ちを切り替えた。仲村恒一監督(58)も「明日は心の強い方が勝つ」と、総力戦で2季ぶりの1部昇格をつかみ取る。

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