東洋大・甲斐野「半端ない」156キロで無失点…日米野球選考合宿・紅白戦

スポーツ報知
紅白戦に登板して156キロを記録した東洋大・甲斐野

 7月3日に米国内で開幕する第42回日米大学野球選手権などに出場する侍ジャパン大学代表選考合宿が22日、3日間の日程で神奈川・平塚市内で始まった。2日目の天候を考慮し、急きょ紅白戦を前倒し。今秋ドラフト1位候補で、最速159キロ右腕の東洋大・甲斐野央(ひろし、4年)は、最速156キロの直球などで1回を無失点に抑えた。

 10回から登板した甲斐野は「まずは抑えられて良かった」と振り返った。先頭打者で空振り三振に倒れた桐蔭横浜大・渡部健人内野手(2年)は「ああいう方がプロに行くんだなと。半端ないボールでした」と脱帽した。今合宿では生田勉監督(51=亜大監督)らの発案で、米国での大会使用球を取り寄せて試した。右腕は「かなり滑りました。試せたのは良かったと思う」と収穫を口にした。

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