清原和博氏を「野球に戻したい」…親友・佐々木主浩氏、ラジオ生放送で思い明かす

スポーツ報知
佐々木主浩氏

 野球解説者の佐々木主浩氏(50)が21日放送のニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー(土曜・前5時)に生出演し、親友で元プロ野球選手の清原和博氏(50)の今を語った。

 清原氏は2016年2月3日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に現行犯逮捕。5月31日に東京地裁で懲役2年6か月執行猶予4年の有罪判決を受けた。

 佐々木氏は裁判で情状証人として出廷した。当時を振り返り「すぐに彼の弁護士さんから話があった時に、彼のいいところは、本当、かわいいんですよ。彼って性格、まっすぐだし。そういう部分では彼からそういう風に求められれば、20年以上付き合ってますから助けるの当たり前だと思っていたんで。ただ、証人やる時は、誰にも本当、直前まで言わなかったです。反対されるんで。そしたら新聞にすっぱ抜かれたので、これしょうがないなと思って」と明かした。

 高校時代から付き合ってきた清原氏の性格を「優しい。球場と普段と全然違います。優しすぎるっていう部分もあります。それが彼が巨人行ってプレッシャーで本当、プレッシャーだったって言ってました。それを誰にも言えなかった、強い自分を見せなければいけないって誰にも言えなかった。だから逆に言うと僕等がもっと聞いてあげれば良かったっていうのはありますね。自分の弱さを見せられるというか、自分は強くなければいけないって。ジャイアンツの4番で強くなければいけない、ジャイアンツの4番で張っている部分あった。そういう時に僕等がもっと聞いてあげれば良かった」と振り返った。清原氏は番長と呼ばれたが「番長じゃないですもん、全然」と評し「たまに会った時でも毎日会っているように本当に気が合う」と佐々木氏は明かした。

 逮捕前に覚醒剤を使用していた兆候を「ないんですよね。逆に言うと出さなかったんですかね。僕も聞いた時あったんです、噂になった時に。一緒に2人きりで飲んで。その時、初めてなんです、2人きりで飲んだのは。そんなことないよって言っていたんです。逆に言ってくれた方が」と振り返り、「あの時は籠もっていた。あんまり表にも出ずにみたいなっていうのはありましたから」と話した。

 逮捕時の心境を「信じられなかったんですけど。本当にバカヤローっていう言葉でした。出てきてすぐに電話をもらって、悪いなって言ったから、悪いとかどうのこうのじゃなくて、これからだからって話をしましたし、ここからだからって話をしました」と振り返った。

 清原氏の近況を「リハビリ頑張っています」と明かし「LINEの返事が早くなりました。昔はなかなか来なかったですから。逆に安心です」と話した。現在、佐々木氏は清原氏へ「表に出ろよって言っているんです、僕も。自分で悪いことしたって籠もっているんで。いやいや償っているわけだからどんどん自信持って出なさいって言っている」と伝えているという。その上で今後の清原氏を「何かしら野球に関わってもらいたいし、それが少年野球の野球教室なのか何なのか。僕は、そういう部分では同級生いっぱいいるんで、みんなで助け合って、彼を野球に戻したいなと思います」と話していた。

野球

×