仙台育英、寮に責任教師配置へ 飲酒・喫煙で6か月対外試合禁止…来夏宮城大会は出場可
スポーツ報知

日本学生野球協会は19日、都内で審査室会議を開き、硬式野球部員が飲酒・喫煙をしていた仙台育英(宮城)に対し、今月5日から18年6月4日まで6か月間の対外試合禁止処分を課した。来夏の全国高校野球選手権宮城大会には出場できる。
11月27日に仙台市内の飲食店で、6人の部員が剣道部員とともに飲酒・喫煙し、1人が急性アルコール中毒の疑いで救急搬送されたことが、今月4日に発覚。その後、3月から部員9人が計8度、飲食店や寮などで飲酒・喫煙していたことが分かった
不祥事発覚後、硬式野球部は来年1月9日まで活動を自粛することを表明。また今月10日の会見で、佐々木順一朗監督(58)が来年1月1日付で辞任し、後任には系列校の秀光中野球部の須江航氏(34)が就任することが発表された。
この日の処分を受け、学校側はHP上で対応策を発表。2か所に分かれて住んでいた野球部寮生を1か所に集めることや、寮在住の一般の担当職員に加え、硬式野球部の寮責任教師を配置すること、部員と保護者が面談のため外出申請を行う際には、寮生からではなく保護者側から申請するシステムに変更した、とした。