静高コーチ・小田氏、ライバル星野氏を悼む「前の打席で打つと次は内角を思い切って攻めてきた」

スポーツ報知
星野仙一氏

 元プロ野球選手で現在は母校・静岡高で指導する小田義人コーチ(70)が6日、4日に他界した星野仙一氏の死を悼んだ。学年は小田氏がひとつ下。早大卒業後、社会人の大昭和製紙を経て72年のドラフト2位でヤクルトに入団した小田氏は、プロでは明大から中日入りした星野氏の3年後輩にあたる。

 「僕が2年でパ・リーグに移籍(日本ハム)したから、プロでの対戦はあまり記憶はないけど、大学時代はよく打った思い出はある」。早大のスラッガーと明大のエースとして、東京六大学リーグでしのぎを削り合ったライバルとの思い出を振り返った。「前の打席で打つと、次の打席には内角を思い切って攻めてくる投手だった」と懐かしそうに話していた。

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