明秀学園日立・金沢監督 教え子・坂本勇から祝福「さすがですね…」

スポーツ報知
センバツ出場の朗報を明秀学園日立ナインから胴上げされる金沢監督

 明秀学園日立(茨城)の金沢成奉監督(51)は26日、春夏通じて初となるセンバツ出場が決まり、光星学院(現八戸学院光星)時代の教え子の巨人・坂本から、ひと足早い祝福の連絡を受けていたことを明かした。

 昨秋の関東大会準々決勝(高崎健康福祉大高崎戦)で逆転勝ち。12年9月に就任し、6年目で初のセンバツ切符が確実となった直後、電話が鳴った。声の主は坂本だった。指揮官は「珍しく、絶対連絡よこさへんのですけど。初めてですね。『さすがですね。絶対、(甲子園に)出ると思ってました』って言ってくれたんで。『お前に言われたないわ』と。あちこちでみんなに、『金沢監督が甲子園に行くよ』と言っていたみたい」と表情を緩ませた。

 光星学院で00年夏の甲子園4強に導いたが、坂本を擁した06年を含め4度出場したセンバツでは未勝利だ。「4回とも春は勝っていないので。いい経験にして、あまりガツガツせずに馬なりで。打の明秀日立。打ち勝つ野球を展開したい。全国的に勝ち上がる要素はできあがってきますね」。坂本の激励に応え、春一番を吹かせる。

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