函館工、センバツ出場ならず「夏の南大会で優勝し、夢を実現したい」

スポーツ報知
小島校長(手前)から選考結果を聞き沈痛な様子の函館工ナイン

 第90回記念センバツ高校野球大会(3月23日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が26日、大阪市内で行われ、21世紀候補の函館工は選考から漏れた。補欠校には旭川実が選ばれた。

 函館工では午後3時半、全部員45人が校長室に集合、小島和明校長(60)から無念の選考結果を知らされた。

 21世紀枠候補選出後は、甲子園を見据え「大きい体と大きい動き」をテーマに隔日で2時間の筋力トレと、毎日、肩甲骨の可動域を広げるため「ラジオ体操第一」に取り組んだ。投手陣は週1回、オーシャンスタジアムの室内ブルペンで50球の投げ込みも行ってきた。山本裕也監督(37)は「残念だが、例年とは違う練習ができた」。時田幹太主将(2年)も「甲子園を意識した練習は決してムダにならない。今夏の南大会で優勝し、夢を実現したい」と前を向いた。

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