聖光学院5年ぶりセンバツ…日本一へ斎藤監督「野獣になれ」

2018年1月27日7時0分  スポーツ報知
  • 帽子を投げて喜ぶ聖光学院ナイン

 第90回記念センバツ高校野球(3月23日から13日間、甲子園)の選考委員会が26日、大阪市内で開かれた。昨秋の東北大会で優勝した聖光学院(福島)、同準Vの花巻東(岩手)が順当に選ばれた。

 雪の積もったグラウンドに、聖光学院ナインの喜びの声が響いた。5年ぶりのセンバツ出場。斎藤智也監督(54)は「春はロースコアが多いけど、打ち勝たないと先が見えない。もっと野獣のようにならないと、というのがテーマ。東北を制圧してのセンバツ。日本一を目指そうという気持ちを選手たちも持ってる」と語った。

 強打で秋の東北大会を制したが、初出場の神宮大会は九州代表の創成館(長崎)に4―6で初戦敗退。指揮官は「いい子らの集まりで素直だけど、あだになる部分もある。甲子園は戦場。食うか食われるかのジャングル」と選手たちに勝負に徹する強さを求めている。

 神宮大会で初回に3失点につながる失策を犯し、9回2死二、三塁では最後の打者になった主将の矢吹栄希(はるき)二塁手(2年)は「夢の中にも出てくる。一番悔しかった。チームの隙を一つ一つ潰して、センバツに臨みたい」とリベンジへの思いは強い。

 雪でグラウンドでの実戦練習は制限されるが、室内で打ち込み量は確保。球数ではなく3打席で交代するなど、投手との勝負の要素を持ち込み実戦勘を養っている。20、21日には紅白戦も行い「打球の質が変わってきている」(矢吹主将)と仕上がりは上々。厳しい冬に蓄えた力をワイルドに発揮し、初の頂点を狙う。(山口 泰史)

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