【センバツ】静岡のエース春が84球で4安打完封!奪三振ゼロも「気持ちよく投げられた」

スポーツ報知
駒大苫小牧に完封勝利し、ガッツポーズで喜ぶ春投手(中央)ら静岡ナイン

◆第90回センバツ高校野球大会第2日 ▽2回戦 静岡(静岡)7―0駒大苫小牧(北海道)(24日・甲子園)

 静岡が7―0で駒大苫小牧を下し、3回戦に進んだ。

 静岡は春翔一朗(3年)、駒大苫小牧は大西海翔(3年)の両エースが先発。駒大苫小牧は初回1死二塁で3番・小林海斗(3年)が頭部に死球を受け一、二塁。先制のチャンスだったが、次打者が併殺打。小林はその裏、頭部にばんそうこうを貼って右翼の守備についた。

 先制は静岡。3回1死一、二塁で3番・斎藤来音(2年)が適時三塁打を放ち、2点を先制。さらに4番の成瀬和人(3年)の左前適時打でリードを広げた。初球をたたいた斎藤は「完璧だった。スタンドに入るかと思った。全力で走ったら三塁打になった」という。

 静岡は5回にも斎藤のこの日2本目の適時三塁打、成瀬の適時打で3点を追加。6回にも1点を加えて7―0とした。

 投げては春がわずか84球で4安打に抑え、奪三振なしも完封勝利を収めた。「気づいたら9回が終わっていた。気持ちよく投げられた。半分が内野ゴロというのは自分の投球ができました」と笑顔で振り返っていた。

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