【センバツ】中央学院の“二刀流”大谷、「1番・投手」で明徳戦出場

スポーツ報知
1回無死、中央学院・大谷が右前安打を放つ。投手・市川、捕手・安田 (カメラ・馬場 秀則)

◆第90回センバツ高校野球大会第3日 ▽2回戦 中央学院(千葉)―明徳義塾(高知)

 春夏通じて初出場の中央学院は、昨秋の明治神宮大会王者の明徳義塾(高知)と対戦。投打でドラフト上位候補に挙がる大谷拓海投手(3年)を「1番・投手」で起用した。

 大谷は投げては最速145キロを計測し、左打ちの打撃では高校通算25発を記録するスラッガー。普段は4番を打っているが、驚きの起用について、相馬幸樹監督(38)は「中央学院の初めての甲子園を、ウチで一番能力の高い選手で始めたかった」と説明した。

 大谷も「1番の方が好き。初球から積極的に打っていける」と話した。

 このカードは昨秋の明治神宮大会準々決勝の再戦。その時は中央学院は大谷が逆方向の左翼席中段に特大2ランを放ったが、3―5で惜敗。勝った明徳義塾は、そのまま勝ち上がって優勝を果たしている。

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