【センバツ】京大志望の彦根東エース増居が3失点完投 スカウト絶賛

スポーツ報知
力投した彦根東・増居

◆第90回記念センバツ高校野球大会 ▽2回戦 彦根東4―3慶応(28日・甲子園)

 先発で京大志望の彦根東・増居翔太が3失点完投で、慶応打線を封じた。5回2死三塁のピンチでは「ギアをマックスにできた」と自己最速を更新する140キロをマーク。相手先発の生井惇己(じゅんき)を空振り三振に斬って取った。

 171センチ左腕の快投に、日本ハム・大渕スカウト部長は「腕が長く見える」と話し、広島・苑田スカウト統括部長も「一番投手らしい投手」と高く評価。現時点で今大会のナンバーワン投手に躍り出た。

 ◆伝統校対決 彦根東と慶応はともに140年以上の歴史を有する伝統校。彦根東は彦根藩藩校の流れをくみ、1876年に創立。偏差値67で昨年度も京大に7人、阪大に15人の合格者を出した。OBは政治評論家の田原総一朗氏や衆院議員の細野豪志氏ら。慶応は1858年創立。ほぼ全員が慶大に進学できるため難易度は高く偏差値75。OBに衆院議員の石破茂氏ら。

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