【センバツ】大阪桐蔭・根尾、9K無失点リリーフ!センバツ史上初の2年連続胴上げ投手へ

スポーツ報知
延長11回2死、三重・大川を三振にとり、吠える大阪桐蔭・根尾

◆第90回記念センバツ高校野球大会第12日 ▽準決勝 大阪桐蔭3―2三重(3日・甲子園)

 大阪桐蔭が36年ぶり史上3校目のセンバツ連覇に王手をかけた。甲子園大会初となるタイブレーク突入寸前の延長12回裏2死一塁、今秋ドラフト1位候補の藤原恭大中堅手(3年)がサヨナラ二塁打を放ち、三重に逆転勝ちした。5回から2番手で登板した根尾昂遊撃手(3年)が、8回4安打9奪三振で無失点の好救援を見せた。

 自己最速にあと1キロに迫る147キロをマークした根尾は「特別、好調ではなかった。3アウト目は三振を狙ったり、チームの攻撃に勢いをつけることを考えた」との言葉通り、3イニングで最後の打者を三振に打ち取った。

 センバツ史上初となる2年連続の胴上げ投手になる可能性もある。「何が何でも優勝します。メンバーを外れた部員が喜ぶ顔を想像して戦っている」と、連覇への意気込みを示した。

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