センバツ連覇の大阪桐蔭が圧勝発進 4番・藤原&エース柿木抜きで春季大阪大会連覇目指す

スポーツ報知
初回に同点の2点二塁打を放った大阪桐蔭の根尾

◆春季大阪府大会 ▽2回戦 大阪桐蔭16―2精華(5回コールド、14日・花園球場)

 史上3校目のセンバツ連覇を達成した大阪桐蔭が14日、全国制覇後初の公式戦に臨み、13安打16得点で精華に圧勝した。0―2の初回に今秋ドラフト1位候補の根尾昂遊撃手(3年)の2点二塁打で追い付くと、1回に6点、3回は打者13人の猛攻で9点を奪った。

 センバツ全5試合で4番を務めた今秋ドラフト1位候補の藤原恭大中堅手、エースの柿木蓮投手(ともに3年)ら甲子園でベンチ入りした7選手を今大会はメンバーから外し、センバツで背番号をもらえなかった9選手を新たに加えた。

 近畿大会に出場すれば、メンバー変更は可能。大シャッフルをした西谷浩一監督(48)は「藤原は(右)膝を治すことを優先した。練習は一緒にやっています。柿木は故障じゃなく、走り込み中心にじっくり土台作りから」と説明。「新しい血が夏には必要。外した子は『何くそ』と思っている」と、夏や来年以降を見据えた選手起用を試みた。

 公式戦で初めてベンチ入りした石井雄也捕手が2安打3打点、宮本涼太左翼手(ともに2年)が3回に2ランを放つなど、史上初となる2度目の春夏連覇に向けてチームの底上げを図る。

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