今秋ドラフト候補の太田が高校通算24号 3本塁打15安打で天理が今季公式戦初戦で圧勝

スポーツ報知
5回に左越え本塁打を放ち、ダイヤモンドを1周する天理の太田椋

 ◆春季奈良大会 ▽2回戦 天理18―1大和広陵(6回コールド、21日・佐藤薬品スタジアム)

 今秋ドラフト候補の天理・太田椋内野手(3年)が、大和広陵との今季公式戦初戦で左翼に特大の高校通算24号を放った。

 初回は右越え二塁打をマークし、3打数2安打1打点2四球だった。「3番・遊撃」で先発した主将は「(本塁打は)打った瞬間でした。(二塁打は)今までなら右飛で終わっていた。思ったより伸びてくれた。逆方向に強い打球が増えてきた」と、冬の練習の成果に手応え。「今年の天理は強いな、という印象をつけるためにも、春の1試合目が一番大事かなと思っていた」という言葉通りに、大和広陵を圧倒した。

 5番の碓井雅也捕手が3回に中堅左へ2ラン、6番の今村啓人外野手(ともに3年)が6回に左中間へ3ランを放つなど、計3本塁打15安打で18得点を奪った。

 中村良二監督(49)は「出来過ぎなぐらい打ってくれた。(中堅から)左方向に2人も本塁打を打つなんて、びっくりした。5、6番があれだけいい打球を打ってくれたのは成長だと思う」と、手放しで褒めていた。

野球

×