西脇工が4強入り、準決勝で明石商にリベンジ

スポーツ報知
三田松聖を完封した西脇工の山中

 ◆春季兵庫県大会 ▽準々決勝 西脇工3―0三田松聖(30日・姫路ウインク球場)

 昨秋の近畿大会に出場した西脇工が、三田松聖を破って4強入りを決めた。

 最速137キロ右腕の山中勇人(2年)が8安打を浴びながらも、1四球に抑えて完封した。7回1死一、三塁では左翼の岡淳也(3年)の好守に助けられた。「先輩たちが守ってくれるので、打たせたらアウトにしてくれる。フライアウトが多くて(14)、いい投球ができた。全力で腕を振った結果」と、顔をほころばせた。木谷監督も「最近では一番良かった。しっかり体重が乗って、球の伸びが良かった」と、褒めたたえた。

 準決勝の相手は明石商で、昨秋の兵庫県大会決勝の再戦となった。その時は2―3で敗れ、近畿大会も1回戦で智弁学園(奈良)に4―6で競り負けた。「秋は明石商に負けたのでリベンジしたい」と、山中はナインの思いを代弁した。両校は、第100回全国高校野球選手権記念西兵庫大会を争うライバル同士のため、今夏の前哨戦となる。

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