星稜が日本航空石川とのセンバツ8強対決を制して優勝…高校野球石川大会

スポーツ報知
センバツ・ベスト8同士のライバル対決を制して優勝した星稜ナイン

◆北信越地区春季高校野球石川県大会▽決勝 星稜4―0日本航空石川(6日、石川県立球場)

 今春のセンバツで8強進出を果たした星稜が、同じくセンバツ8強の航空石川とのライバル対決に勝利した。星稜の最速146キロ右腕・奥川恭伸(2年)が12三振を奪って4安打完封の快投を見せ、0―10と大敗した昨秋北信越大会決勝のリベンジを果たした。

 星稜は、2回2死一、二塁から9番・山本伊織二塁手(2年)の中前打で先制。6回には8番・山瀬慎之助捕手(2年)の左越え2点二塁打、山本の左前適時打で3点を加えて突き放した。昨秋の石川県大会、北信越大会でともに決勝で航空石川にノックアウトされている奥川は「夏にもう1回、航空に勝たなければならない。ウカウカしてられない。また成長したい」と夏への決意を示した。

 航空石川は、高校通算27本塁打の4番・上田優弥左翼手(3年)らクリーンアップが無安打に抑えられるなど、持ち味の強打が封じられた。上田は「チーム全体の底上げをして、夏までに星稜を打ち崩せるよう練習する。星稜も夏に勝ち上がってくると思うので、そこで勝って雪辱したい」と誓った。

 石川県からは両校のほか、4強進出の金沢、金沢学院が6月2日開幕の北信越大会(石川)に出場する。星稜は、春の北信越大会3連覇に挑む。

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