天理の“仮面ライダー”一文字隼が4回途中9失点で降板 7年ぶりのコールド負け

スポーツ報知
4回途中9失点で降板した天理の一文字隼

◆春季奈良県大会 ▽準決勝 智弁学園10―0天理(5回コールド、12日・佐藤薬品スタジアム)

 昨夏の甲子園で4強入りした天理が、今春センバツ出場の智弁学園に2011年秋季大会準決勝(0―8)以来のコールド負けを喫した。仮面ライダーの主人公・一文字隼人(いちもんじ・はやと)と同じ読みのサイド右腕・一文字隼(3年)が先発したが、3回0/3で2本塁打を含む8安打を浴び、9失点で降板した。

 中村良二監督(49)は「完全な力負け。見習うところがすごくあった」と脱帽した。「一文字は調子が良くて投げさせて、これだけの点差になったので、またこれから頑張ってくれるでしょう」と、夏までの“変身”を期待した。「投手1人で夏を勝ち抜くのはしんどい。坂根(佑真)が中心になると思うが、代わる投手を今のうちにつくっておかないと」と、大敗を糧にすることを誓った。

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