昨年準Vの金沢、堅守で一戦必勝!高校野球北信越大会2日開幕

スポーツ報知
ノックを受ける森下(左)ら金沢ナイン

 第138回北信越高校野球大会が、2日に石川県立野球場などで開幕する。

 1日は前日練習が行われ、金沢(石川3位)は、持ち時間の約1時間の多くを守備練習に費やした。県大会準決勝の日本航空石川戦では、失策絡みで失点を重ね、1―11で6回コールド負けを喫した。

 それまでは堅守が光っていただけに、武部佳太監督は「最後は守りだと思う。春の県大会は、良い面と悪い面の両方が出た。緊迫したゲームでは、1つのミスが勝敗を左右する」と話した。

 高校通算27本塁打の主砲・森下恋太郎(こいたろう)一塁手(3年)は「チームで守備からリズムを作ろうと、守備の安定感を出すことを意識してやってきた。一人一人の能力は確実に上がってきている」と手応え。2日の1回戦・上田西(長野2位)戦へ「各県の強豪と戦えるのは、いい経験になると思う。チーム全員で戦い、まず1勝して次につなげたい」と闘志を燃やした。

 今夏は、2011年に楽天・釜田佳直投手を擁して出場して以来、7年ぶりの甲子園を目指す。昨春の北信越大会は準優勝。武部監督は「昨年は決勝まで行ったとかは考えず、一戦一戦集中して戦っていきたい。最終的に夏につながってくれればと思います」と、抱負を語った。

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