中京大中京が大阪桐蔭に大勝 スーパー1年生の印出が3安打2打点の活躍

スポーツ報知
3安打2打点と活躍した中京大中京のスーパー1年生・印出

◆愛知県高校野球招待試合 中京大中京12―4大阪桐蔭(10日・岡崎市民球場)

 中京大中京が今春センバツで連覇を果たした大阪桐蔭に17安打12得点で大勝した。

 スーパー1年生の印出太一内野手が、3回にプロ注目左腕の横川凱(3年)から2点適時打を放つなど、3安打2打点の活躍。4回途中から登板した変則左腕の板倉駆(2年)が4安打1失点に抑え、若い力で王者を撃破した。「センバツで優勝したチームに勝てて自信になる。全国的に名が知れた投手から打てて自信になった」と、印出は喜びをかみしめた。

 東海中央ボーイズでは、3年時の世界少年野球大会でボーイズリーグ日本代表の3番を務め、優勝に貢献した。春季愛知県大会が終わってから試合に出場し始め、捕手から一塁手に転向した。高橋源一郎監督は「守備がいいし、右打者でロング(長打)が打てる」と、将来を期待する逸材だ。

 183センチ、80キロと恵まれた体格で「(夏の地方大会で)優勝して、長い夏を過ごせたら」と、名門を第100回記念大会出場に導く意気込みを示した。

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