大阪桐蔭ドラ１候補・根尾が１６被安打４失点で完投　打っては８回に同点打

◆高校野球招待試合　大阪桐蔭４―４英明＝規定により９回引き分け＝（１７日・レクザムスタジアム）

　今秋ドラフト１位候補で大阪桐蔭の根尾昂内野手（３年）が、今春センバツに出場した英明（香川）戦に先発。西谷浩一監督（４８）が「試合で投げ込むのがテーマ。疲れているのは分かっている」と課題を与えた中で１６安打を浴びながらも、最速１４７キロをマークし、４失点で完投した。

　この日は１試合目から通じて７打席連続無安打だったが、３―４の８回１死二塁で同点の右前適時打を放ち、引き分けに持ち込んだ。「疲れはなかった。スピードボールとスライダー系は思うように投げられた。うまいこと当てられていて、リズムが一緒だった。そこが課題」と、反省点を挙げた。