【沖縄】平成最後の夏の甲子園目指し開幕 北部農林・岸本主将が選手宣誓

スポーツ報知
選手宣誓を行う北部農林・岸本宗太平主将

◆第100回全国高校野球選手権記念沖縄大会 ▽開会式(23日・コザしんきんスタジアム)

 第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日から17日間・甲子園)の出場校を決める地方大会は、全国のトップを切って沖縄と南北の北海道で開幕。沖縄大会の開会式では、昨夏代表の興南を先頭に出場65校のナインが入場行進を行ったほか、北部農林の岸本宗太主将(3年)が選手宣誓の大役を務めた。

 この日は、太平洋戦争末期の沖縄戦が終結したとされる「慰霊の日」。岸本主将は「今年もここ慰霊の日の沖縄の地から、平和の思いを込めた高校球児の熱い夏が始まります」と切り出すと、「どんな苦境にも耐え、この長い伝統を受け継いできてくれたたくさんの方々へ尊敬の意を表します」と、先人たちに謝意を伝えた。

 また、今大会で100回の節目を迎えることもあり、「今年は第100回大会。平成最後の夏の甲子園でもあります。この節目の大会にふさわしい全身全霊のプレーで、力の限り、戦い抜くことを誓います」と言い切った。堂々とした宣誓ぶりに、スタンドのファン、控え部員、保護者らからは大きな拍手がわき起こった。

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