【南北海道】北照の4番・岡崎、135メートル弾を含む3発9打点

スポーツ報知
5回、この日3本目の本塁打を放った北照・岡崎

◆全国高校野球選手権 南北海道大会小樽地区2回戦 北照11-0双葉(29日・小樽桜ケ丘)

 北照の4番・岡崎翔太左翼手(3年)が、双葉から1試合3本塁打を放ち、計9打点を記録。11―0の5回コールド勝ちへと導いた。

 1回1死一、二塁に左中間へ3ランを放つと、2回には中堅へ満塁弾。4回の3打席目は左中間フェンス直撃の二塁打と3打席連発はならなかったが、2死一塁で迎えた5回の第4打席では、バックスクリーンを越える推定135メートル弾をたたき込んだ。「練習から『球場奥の木を越えろ』と言われてきた。そうすれば打ち損じでも柵は越えると。今日は3打席目以外は打った瞬間に行くなと思った」。3個のホームランボールを手にし、岡崎は笑みを浮かべた。

 身長は176センチも、打球速度はチーム平均の138キロを大きく上回るチームトップの153キロを記録する。ベンチプレスもチームで1、2位を争う110キロを上げるパワーを備える。「(ソフトバンクの)デスパイネのようになれたら」と目標も規格外の男が、夏初戦から躍動した。

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