エンゼルス大谷、二刀流始動…自主トレ一問一答「キャンプから勝負。勝ち取りに行く」

スポーツ報知
キャッチボールをするエンゼルス・大谷翔平

 日本ハムからエンゼルスに移籍した大谷翔平投手(23)が5日、千葉・鎌ケ谷市内の2軍施設で“二刀流始動”した。

 午前10時過ぎに上下白色のトレーニングウェアで登場した。外野でのランニング後は室内練習場へ移動。メジャー公式球を使ったキャッチボールではセットポジションから変化球を交えて投球し、その後はティー打撃、マシン打撃を行った。

 ―年末年始は。
 「実家に帰ってました。ゆっくり出来たと思います。(初詣は)いきました。(お願いは)特にないです。『昨年はありがとうございました』ということで行きました。(おみくじは)引いてないです。初夢? 特に…。ぐっすり(寝てました)」
 ―母校・花巻東高へあいさつ。グラウンドを見て感じたことは。
 「(グラウンドは)雪なので。懐かしいなと思いました。(思い出したことは)なんですかね…。練習じゃないですか。いろいろ(な練習を)やりました」
 ―今年は戌年。年男だ。
 「毎年毎年やることは変わらない。5年間やってきたことを継続して。環境が変わっても継続出来るかが大事になる。そこだけやっていきたいなと思います」
 ―鎌ケ谷で自主トレした。
 「(岩手でも)練習はしていた。特に改まってはないですけど、継続して。去年からやってきたこともそうですし、継続してやっていきたいなと思います」
 ―メジャーで新シーズンを迎える。気持ちの変化はあったか。
 「今の段階では練習の環境も変わってないですし、やることも変わっていない。やることは去年と変わらないんじゃないかなと思います」
 ―メジャーはレギュラーシーズンだけで162試合ある。
 「継続して、5年間取り組んできたことをさらにいい物に出来るようにやっていきたいなと思います」
 ―体作りは例年と変えないか。
 「5年間一貫して体作りは取り組んできましたし、シーズンとメニュー的な差はありますけど、基本的な取り組みは5年間変えていない。そこもまだまだ完成には至ってないですし、継続していく必要があるかなと思います」
 ―体重を増やすなどは。
 「バランスの中で増やしていければと思いますけど。技術練習もありますし、どれかに偏るのではなく、バランスよくやりたいなと思います」
 ―キャッチボールでは公式球を使った。
 「日本の環境なので、また向こうの湿度とかで変わってくる。キャッチボールは変わらずに出来たと思います」
 ―変化球を多投。抜け球もあった。
 「キャッチボールなので、何もないですね。キャッチボールぐらいしか。遠投もですけど、これからブルペンも増えてくると思う」
 ―昨年10月に手術した右足首の状態は。
 「現時点でも去年よりいいと思います。まだ上げきってないメニューもある。全てを消化するのが1月の目標かなと思います。キャンプは100で行けると思います」
 ―具体的な目標は。
 「まだまだこれから。まだ全然やってもいないところ。まずは自分がどう入っていくかが大事かなと思います」
 ―日本に比べ、キャンプインが遅い。
 「具体的な(練習)スケジュールはこれから。トレーナーの方も含めて、これから決まるんじゃないかなと思います。(球団から)『やりたいように出来る限りやって欲しい』と言われてますし、環境は変わりますけど、出来る限りいつも通りやりたいなと思います」
 ―日本滞在中にやりたいことは。
 「練習は向こう(米国)でも出来ると思うので、やりたいことは変わらないかと思います。生活は特にないです。(渡米前に)あいさつする所はあいさつへ行きたいと思っていますし、行く前にやるべきことはやりたいですけど、基本的には野球が出来ればいいんじゃないかと思います」
 ―現時点で開幕戦をイメージするか。
 「ないですね。キャンプから勝負だと思っていますし、勝ち取りにいく立場だと思っているので。まだ1年目なので、そこを含めて、いいものをキャンプから見せて行ければと思います」
 ―大きな期待を背負う。
 「エンゼルスもワールドシリーズで勝つことが目標。そこの力に少しでもなれるように、今のうちから練習していきたいなと思います」

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