ついにイエリチも放出 マーリンズ史上最悪の“バーゲン”

スポーツ報知

 デレク・ジーター氏ら新経営陣となったマーリンズがついに最強外野陣の最後の一人だったクリスチャン・イエリチ中堅手(26)を25日(日本時間26日)、ブルワーズに若手4選手とのトレードで放出した、と米各メディアが報じた。

 オフに入って緊縮財政を歌い上げた経営陣は、本塁打と打点の二冠王でナ・リーグMVPに輝いたスタントン右翼手をヤンキースに、打率3割1分2厘、37本塁打、124打点のオズナ左翼手をカージナルスに放出。また、盗塁王に輝き3割8厘、114得点をマークした斬り込み隊長のゴードン二塁手もマリナーズに出している。

 イエリチは昨年も2割8分2厘、18本塁打をマーク。2016年にはシルバースラッガー賞、2014年にはゴールドグラブ賞を受賞したリーグを代表する外野手。前記した主軸メンバーの放出から、球団に嫌気がさして移籍を要求していたともされている。球団のこの“大バーゲン”の姿勢に批判の声が続いている。

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