マエケン「順調」初ブルペンですべての球種披露

スポーツ報知

 ドジャースの前田健太投手(29)が16日(日本時間17日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ地で、今キャンプ初のブルペン入り。すべての球種を交えて30球を投じ、球を受けた正捕手バーンズからは「いい球が来ていた」と高評価を受けた。持ち前のコントロールで低めへと球を集めた前田は「順調だと思う。状態はそこそこ良かった」と自らの投球に及第点を与えた。

 今年初めてユニホームを着用してのブルペン投球。「気持ちも違うし、疲れも違う」。自主トレとは違った疲労も感じたというが、2月下旬には実戦形式への登板も予定されている。先発ローテの一角として期待される右腕は「しっかり肩、体をつくって感覚を戻していけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 メジャー3年目を迎えた前田の今キャンプの課題は「すべてのボールのレベルアップ」。昨季は左打者に対して効果を発揮できなかったチェンジアップは新しい握りを試している。「感覚的にはいい。あとはどう試合の中でやっていくかだけ」。3年連続2ケタ勝利に向け、現状に甘んじることなく調整を続ける。

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