張本勲氏、大谷翔平を視察した日ハム・栗山監督に「喝」、「出て行った選手を何しに見に行くの?」

スポーツ報知
エンゼルスの大谷翔平(左)と日ハム・栗山監督

 野球評論家の張本勲氏(77)が18日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に生出演し、エンゼルスの大谷翔平投手(23)のキャンプを視察した日本ハム・栗山英樹監督(56)に「喝」を入れた。

 栗山監督は14日に日本ハムのアリゾナキャンプを打ち上げ、その後、エ軍のエプラーGMに連絡を取って車で移動。大谷のフリー打撃に本塁後方から熱視線を送った。フリー打撃では33スイング中7本のサク越えをマークした。その夜に米アリゾナ州から空路で2次キャンプ地の沖縄へ移動。「一ファンとして応援している」とエールを送った。

 張本氏は、大谷の打撃練習に「米国はね、日本より球が飛ぶから練習でいくら飛ばしても何の意味もないよ」と断じた。その上で「それで一発喝入れて。栗山監督に」とバッサリ。視察した同監督を「何しに見に行くの?自分のチームを出て行った選手を。自分のチームがどんな今、忙しい時なの」と憤慨。司会の関口宏(74)が「ちょっと見たいんじゃないの」と栗山監督の気持ちを察すると「なんで見たいの?自分のチームが大事じゃないの。練習終わったら行けばいいんであって、いけませんよ」と激怒していた。

 さらに大谷へ「それとね。米国人は日本人以上にベタ褒めするから。歯の浮くようなお世辞を言うから、あれをまともに受けちゃいかん。今のマスコミもしっかり考えて書いてもらいたいよ」と持論を展開していた。

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