Dバックス平野、ブルペン入り 直球主体に41球

スポーツ報知

 Dバックスの平野佳寿投手(33)が18日(日本時間19日)、今キャンプ2度目のブルペン入り。直球を主体に41球を投げ込み「うまいことコーナーに投げられている。この時期にしてはいいかなと思う」と納得の表情を浮かべた。

 変化球を投じる際にはまだ大リーグ公式球に馴染んでいないというが、平野が例年キャンプ序盤にこだわるのは直球の仕上がり具合。「しっかり真っすぐで押し込めて投げられるように精度を上げていきたい。変化球は遊びの感覚で投げている段階」。日本時代と変わらぬ調整法で3月下旬の開幕を見据えた。

 キャンプはこの日で5日目が終了。練習の合間にはファンのサイン攻めに応じるなど明るい表情を見せる33歳。ロブロ監督とも良好な関係を築いているようで「話し掛けてくれるし、なんでも言ってきてくれとは言われている」。日本でのプレー経験もある指揮官の気遣いに感謝した。

 また招待選手としてキャンプに参加し、メジャー昇格を目指しているマイナー契約の中後悠平投手(28)もブルペン入り。ヘーゼンGMら首脳陣が見守る中、スライダーやチェンジアップといった変化球を低めへと制球して持ち味をアピール。週明けにも実戦登板を控える左腕は「自分の最大限の投球をするだけ。焦ることなく、自分のペースでやっていけたらいい」と言葉に力を込めた。(穐村 賢)

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