ダイヤモンドバックス・平野、キャンプ初の打撃投手「状態上げて、変化球の精度上げたい」

スポーツ報知

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(33)が21日(日本時間22日)、キャンプ初の打撃投手を務め、マイナー選手に格の違いを見せつけた。延べ5人の打者に対して29球。「制球が荒れてたわけでもないので良かった。ストレートに関しては思ったところに投げられた」。重点を置いて調整している直球の出来に満足した。

 この日のテーマは「打者が立った中で投げ切れているか」ということ。久しぶりの打者との対戦は、球種を打者に告げて投球するという変則的な形となったが、26球目には高めの直球で空振りを奪った。首脳陣が見守る中で及第点の投球を披露した右腕は「ストレートでしっかり打者を差し込めていた感覚もあった」と納得の表情だった。

 24日のインディアンス戦でオープン戦初登板する予定。「ここからどんどん状態を上げて、変化球の精度も上げていけたらいい」。メジャー1年目のキャンプに戸惑うことなく順調に調整を進めている。

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