エンゼルスOBの高橋尚成氏、大谷にトラウト級ブレイクを期待

スポーツ報知
大谷翔平(左)は昨季の2けた勝利投手、P・ブリッドウェル(中央)と談笑(カメラ・泉 貫太

 元巨人でエンゼルスでもプレーした高橋尚成氏(42)=スポーツ報知評論家=が23日(日本時間24日)、米アリゾナ州テンピの「ディアブロ・スタジアム」を訪問。メジャー二刀流の成功を目指す大谷翔平投手(23)について、「これだけメディアに騒がれているわけですから期待されるのは当然。雰囲気的にはトラウトが出てきた時。メディアのざわつき方がその時と似ている感じがする。日本の実績を自信にしてやってもらいたい」と“トラウト級”のブレイクを期待した。

 一昨年、昨年とエ軍の春季キャンプに訪れていたが、取材者としては初訪問だった。「明るいチームですし、みんな暖かい。僕が顔を出してもクラブハウスに入れてくれたりとか、一緒にプレーしていた選手はあいさつをしてくれたりする。OBとして帰って来られたのはうれしい。これも大谷君のおかげ」と感謝した。

 日本人選手は1997年から5シーズン、長谷川滋利投手が在籍し、10年に松井秀喜外野手、11、12年には高橋氏自身が所属していた。この日赤いユニホームに身を包んでいた大谷については「似合いますね。あれだけの選手は、どこのユニホームを着ても似合うんだなと」と目を細め、「1人だけですよ。似合わなかったのは…松井さんだけです」とジョークを飛ばし、報道陣の笑いを誘った。

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