マリナーズ・イチローが復帰会見 エンゼルス・大谷との対戦熱望「世界一の才能。野球の醍醐味」「投手で対戦したい」で笑いも

スポーツ報知
マリナーズに復帰したイチローは入団会見で背番号51のユニホームを手にする(左はディポトGM)

 マリナーズのイチロー外野手(44)が7日(日本時間8日)、米アリゾナ州ピオリアのキャンプ地で入団会見を行った。マリナーズからヤンキースへトレード移籍した12年7月以来6年ぶりの古巣復帰。慣れ親しんだ背番号51のユニホームを手に写真撮影も行い、「2001年にメジャーリーグでプレーすることが決まった時の喜びとは、まったく違う感情が生まれました。とてもハッピーです」と笑顔を見せた。

 昨年11月にマーリンズから18年の契約オプションが行使されずFAに。FA市場の停滞などで移籍先決定が難航したが、日本球界復帰の考えはなく、当初からメジャー一本。開幕まで1か月を切っても「泰然」としていたという。「迷うことはなかったです。メジャーでやる気持ち。これのみでした」と振り返った。

 二刀流の大谷翔平投手が加入したエンゼルスは同じア・リーグ西地区。今季の直接対決は19試合ある。「誰が見ても世界一の才能と言ってもいいんだろうと、よく聞きますし、実際に見たことはないんですけど、僕もそう思います。そんな選手と対戦することというのは野球の醍醐味の1つだと思うんですね。必ず実現させたい」と直接対決に意欲。最後には「できれば(イチロー自身が)投手で対戦したいなと思います」と話し、報道陣の笑いを誘った。

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