マエケン、「千葉マリンくらい」の強風も練習試合で5回途中6安打3失点

スポーツ報知

 ドジャースの前田健太投手(29)は15日(日本時間16日)、インディアンスのマイナー相手の練習試合に先発。4回1/3を投げて6安打3失点、7奪三振だった。

 前田自身も「千葉マリンくらい」と表現した強風が吹く中での登板。観客席がないマイナー施設で行われたこともあって「投げてる感覚も難しいものがあった」と口にしたが、テンポ良く62球を投げ込んだ。

 マイナーの打者が並んだ打線で、変化球への対応などにメジャー選手との違いを感じたというが、2回から3回にかけて3者連続三振も奪取。「要所によっては狙って取れるときもあった」と自身の投球に満足そうだった。

 この日は球数を多く投げることをテーマにマウンドへと上がり「全部の球種をまんべんなく投げることができた。球数とイニングを重ねていく感覚っていうのを取り戻すことができた。いい調整だった」。甘く入った球を痛打されて3点を失ったが、2週間後に迫った開幕へまた一歩調整を進めた。

 先発3番手が予定されている右腕は「(キャンプも)残り少なくなってきているので、いい状態で開幕を迎えられるように調整したい」。残り2度のオープン戦登板で万全の状態に仕上げるつもりだ。

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