エンゼルス・大谷、メジャー初打席で初安打「忘れられない打席になると思う」

スポーツ報知

◆アスレチックス6x-5エンゼルス(29日、オードットコ・コロシアム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が29日(日本時間30日)、敵地で行われたアスレチックスとの開幕戦で「8番・指名打者」で先発出場。2回2死一塁の第1打席で右前打を放ち、メジャー初安打をマークした。

 ア軍先発のグレーブマンの初球、内角低めへの92マイル(約148キロ)のカットボールを振り切った。強烈な打球で一、二塁間を破る右前打。メジャー初打席初安打を記録した。

 日本人野手のメジャーデビュー戦初安打は13年のジャイアンツ・田中賢介以来12人目。初打席初安打は08年のカブス・福留孝介以来6人目だ。打席前にはア軍ファンのブーイングが響いたスタジアムは、あっという間に大歓声に変わった。

 その後は二ゴロ(4回)、一ゴロ(6回)、二ゴロ(9回)、空振り三振(11回)の5打数1安打だった大谷。デビュー戦での初安打を「うれしかった。何とか勝利に貢献したいと思った」と振り返り、「今後、忘れられない打席になると思う。特別な感じがある」と心境を明かした。

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