ブレイク狙うレンジャーズ・マーティンを支える、日ハム時代の経験と北海道出身の守り神

スポーツ報知
レンジャーズのマーティンは、ゆるキャラ「ジンギスカンのジンくん」が守り神

◆レンジャーズ2―7エンゼルス(11日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が11日(日本時間12日)、敵地・レンジャーズ戦で「8番・指名打者」で先発出場し、左腕を相手に先制適時打を放った。8回には昨季まで日本ハムで同僚だったクリス・マーティン投手(31)から一塁けん制死する場面もあったが、チームは4連勝でア・リーグ10勝一番乗り。同西地区で単独首位に浮上した。

 3年ぶりにメジャー復帰したレンジャーズ・マーティンの支えとなっているのが日本ハム時代の経験だ。スプリットは昨季終盤に大谷から握り方や「できるだけ力強く投げろ」と助言を受けた新球。「今は自信をつけているところ。シーズン序盤は投げないつもり。打者が僕に対してアジャストしてきたら投げようと思う」

 本拠地ロッカーの棚には“北海道出身”のぬいぐるみも。「ジンギスカンのジンくん」で、日本ハム1年目の16年6月2日の誕生日に当時同僚だったメンドーサから贈られた物だ。「それ以来、翌17年7月まで無失点。現役でいる限り、こいつには僕と一緒にいてもらうよ」。大谷とは「もう友達ではない。僕はここで勝ちたい」と言い切る長身右腕も虎視たんたんとブレイクを狙っている。

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