ヤンキース田中、6回9K1失点で4勝目 大谷との直接対決は実現せずも「長くプレーしていれば必ず当たる」

スポーツ報知

◆エンゼルス1―11ヤンキース(28日・アナハイム)

 ヤンキースの田中将大投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地のエンゼルス戦で先発登板。6回2安打1失点に抑え、今季4勝目をつかんだ。田中は「ピッチング全体としてはまずまず投げられたと思います。なにより初回、2回とで10点も取ってくれた味方打線に感謝したいですね」と頭を下げた。

 最速153キロのフォーシームを武器に、スライダー、スプリットを制球良く投げた。5回先頭でコザートに左越えソロを浴びたものの、安定感のある投球。6回88球、2安打1失点。今季最多9三振を奪った。

 前夜に左足首を捻挫したエンゼルス・大谷翔平投手はスタメンを外れ、メジャー初対決は実現しなかった。「長くプレーしていれば必ず当たる。何年も同じリーグ、舞台でプレーしてれば対戦する機会はあると思うので、その時は来る」と淡々と振り返りつつ、「(大谷は)ラインナップの中の1人というのが正直なところ。注目してくれるのも分かるんですけど、そこだけでない。9人を相手しないといけない」と言葉に力を込めた。

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