マリナーズ・ゴードン「このオフにイチローに会いに行く予定だよ」
来年3月に東京ドームで開催されるマリナーズ・アスレチックス戦が現地シアトルで発表された。両軍監督とマリナーズのゴードン、シーガー両選手に聞いた。
マリナーズのスコット・サービス監督
「とても楽しみだ。マリナーズでは長年に渡り、日本選手がプレーしてきている。久しぶりに日本へ行くのが楽しみだ。ここにも大勢の日本人の友達がいるしね。こういう遠征ではチームや組織の結束力が高まる。5~6日の間旅行に出て、家族も含め、球場外でも行動を共にすることになる。ワクワクするね」
アスレチックスのボブ・メルビン監督
「楽しみだ。2012年の遠征も最高だった。新顔が多かったチームだったが、日本の文化に触れ、日本の野球を学べただけでなく、家族も含めたチームの結束力も高まった。いい人生経験になったのはもちろんのこと、チームの和も強くなり、シーズンをいい結果で締めることができた。あれほどいい開幕の迎え方はないだろう。とても楽しかった。次が楽しみだ」
マリナーズのディー・ゴードン外野手
―来季は日本で開幕する
「いいね。日本に行けるのは最高だ。素晴らしい日本の野球やファンが見れる。ワクワクするよ」
―日本へは行ったことがある?
「ないけど、このオフにイチローに会いに行く予定だよ。(来季の開幕戦の)下見をしてくる」
―。日本で見てみたい選手は?
「特にいない。見たい選手はここにいる。イチローだ」
マリナーズのカイル・シーガー内野手
―2012年の日本遠征の時は?
「エキサイティングな遠征だった。メジャーデビュー初の開幕戦だったからね。あの当時のメンバーで今も残っているのは、僕とフェリックス(・ヘルナンデス)とイチローだけだ。広告にイチローがあふれていてびっくりしたよ。彼がいかに愛されているかを目の当たりにして、信じられなかった。ほんとに楽しかった。きれいな街だ。今回は前回ほどナーバスにはならないから、より楽しめるはずだ。前回は初めての開幕戦で、自分が開幕メンバーに残れるかどうかが気になって、思う存分日本を満喫できなかった」。
―日本では鳴り物を使う応援が試合中気になった?
「最高だった。あまり出場機会もなかったし、ベンチで座って鳴り物を聞いていたのは最高だった。ファンの意気込みが伝わった。楽しく、エネルギッシュだった」