イチメーターのフランツさん　イチローとの思い出語る　１９年日本開幕戦の観戦熱望

　マリナーズは３日（日本時間４日）、イチロー外野手（４４）が球団の特別補佐に就任したと発表した。ベンチ入りの２５人枠から外れ、選手としては今季の残り試合は出場しない。チームに同行し、練習しながら選手らをサポートする。

　イチメーターで知られるエイミー・フランツさんは「今日の発表を聞いて驚きはしませんでした。この１週間はそういううわさも耳にしていたし。動揺はしていないけど、ちょっと悲しいです。でも、ヤンキースへトレードされた時ほどのショックではないです。これからもチームの一員として、ここにいてくれるから」とコメントした。

　―今日の発表を聞いて

　「驚きはしませんでした。この１週間はそういううわさも耳にしていたし。動揺はしていないけど、ちょっと悲しいです。でも、ヤンキースへトレードされた時ほどのショックではないです。これからもチームの一員としてここにいてくれるから」

　―イチローの一番の思い出は？

　「たくさんあり過ぎて。イチローの試合はたくさん見ることができました。ヤンキース時代は日米通算４０００安打、そしてマーリンズ時代にデンバーで達成したメジャー通算３０００安打。私の誕生日にサインしたボールを投げてくれたり、ヤンキースへトレードされた後のオフに、バットとシューズを贈ってくれたのもうれしかった。思い出がいっぱいです」

　―他チームで現役を続けて欲しい？

　「ここに残って欲しいです。２０１９年の日本開催開幕戦で復帰できるかもしれないし」

　―日本へ行きますか？

　「もちろん。行きたいです。計画を立てないと。旅費も工面しなくちゃ。来季日本で開幕戦を迎える時は、選手として出場し、彼にふさわしい式典をやるべきだと思います。その後にはセーフコ・フィールドでも。シーズン中は何かが起きるかも分からず、また選手として出場する機会もあるかもしれません。そうなれば、うれしいけど、そうならなければ仕方がないことです。彼がどういう結論を出そうと、最善を祈っています」

　―昨日でなく、発表後の今日が最後の試合となって欲しかった？

　「イチメーターの数字をもう１回変えたかったです」

　―解雇のうわさを耳にして、どういう心境だった？

　「ネガティブなことを言っていた人は多かったけど、誰の成績表であれ、良くない点は探せばあるものです。彼はもうプレーすべきでない、他の選手に譲るべきだと言っていたファンもいますけど、次から次へといい選手は出てくるものです。そういう意見は気にしないようにしていました」