落合博満氏、大谷翔平の唯一の不安は「優しさ」

スポーツ報知

 元中日監督の落合博満氏(64)が6日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に出演し、エンゼルス・大谷翔平投手(23)の不安点を指摘した。

 ここまでの活躍を落合氏は「オレ、そんなに波が上がっているとは思ってないもん。普通にやっている状態じゃないのかな」と評価。その上で「ひとつだけ不安な材料がある」と指摘した。

 それは「一塁ベース踏んだときにケガしたでしょ。一塁手ってベースの上に足を置いてベースタッチすること、まずないんです。あれがピッチャーじゃなくて野手だったら、恐らく我々の受けた教育は、走っていって一塁手を体ごとはね飛ばしている。その代わりお互いにこけちゃうかもしれないけど、そうなるとケガするリスクはあるんです。あるんだけども、それに対して押された方が文句を言うかって絶対に言わないと思う」と解説した。

 大谷がケガをしたのは4月27日(日本時間28日)のヤンキース戦。5番指名打者で先発し、五回に打者走者として一塁に駆け込んだ際に負傷し「左足首の軽度の捻挫」と発表された。落合氏はこのプレーで大谷が一塁手を突き飛ばす行為をしなかったことから「ただ、大谷の優しさっていうのかな。ケガさせちゃいけないっていうのと、変に自分が手を出して。あさって投げるものに差し支えあったらいかんなっていうんで端を踏みにいってケガした。この優しさがどういう風にこれから出てくるのか。一番の不安材料はその一点だけ」と指摘していた。

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