ヤンキース・田中、3日オリオールズ戦先発見据え調整

スポーツ報知

 前夜の雨天中止によるスライド登板で、2日(日本時間3日)の敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に先発することになったヤンキースの田中将大投手(29)は1日(同2日)、当地でキャッチボールやダッシュなどの最終調整を行った。

 5月を終了して35勝17敗。球宴までの前半戦は、ア・リーグ東地区首位のレッドソックスを追随する踏ん張りどころだ。「オフェンスはリーグだけではなく、メジャー30球団の中でもトップクラス。自分自身が失点を防いでいけば、自ずと(勝ちが)増えてくると思う」と、田中。

 開幕直後は苦しんだが、ツーシームより、カットボールを多投するスタイルが功を奏して4連勝中。「違う方向性がみえてきた」と手応えは十分だ。

 2日の天気予報も芳しくないが、「我々にコントロールできることにベストを尽くすしかない」とブーン監督。「問題なく登板間は、自分がやりたい調整ができている」と闘志を燃やす田中が7勝目を狙う。(一村 順子通信員)

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