大谷同僚プホルス、ミュージアル超え単独6位の1954打点

スポーツ報知

◆ツインズ7―5エンゼルス(10日・ミネアポリス)

 エンゼルスのアルバート・プホルス内野手(38)が10日(日本時間11日)、敵地のツインズ戦で初回に中前適時打、9回にも2点適時打と3打点を挙げ、並んでいたスタン・ミュージアルの通算1951打点を上回り歴代単独6位に浮上した。

 ミュージアルはプホルスの古巣カージナルス一筋で米国野球殿堂入り、紳士的な言動と勝負強い打撃で「ザ・マン(男の中の男)」と呼ばれた。カージナルス時代はOBとして球場で話すこともあり「お世話になった。だから、気持ちを表現する言葉が見つからない。セントルイスでは大変な英雄で、自分の人生に大きなインパクトを与えた」と感謝を口にした。1952打点目のボールはミュージアルの家族に贈るという。

 キャンプ前にロサンゼルスで大谷とトレーニングした際、「何度も壁にぶつかるだろうが、グラウンドできちんとプレーすることが大事」とアドバイスしている。また「チームの勝利」を身上にしているだけに、DL入りした大谷に対し、口には出さないが、一緒にポストシーズンに進出するのを願っているはず。5月の通算3000安打に続いて、まずは過去3人しかいない通算2000打点を目指す。

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