エンゼルス・ソーシア監督、大谷の手術の可能性を否定 エプラーGMも

スポーツ報知

 【シアトル(米ワシントン州)=金岡美佐】右肘靱(じん)帯損傷で10日間の故障者リスト入りしているエンゼルスの大谷翔平投手(23)が手術を受ける可能性が高いとの報道を受け11日(日本時間12日)、エ軍のエプラーGM、ソーシア監督が相次いで否定した。

 同GMはメジャー公式サイトで「診断結果に関して変更はない。ウチの医師団が手術を進言した事実はない」と断言。マリナーズ戦でシアトルに遠征しているソーシア監督も「メディカルチームとの会話に手術の話は何も出ていない」と否定した。指揮官はその上で「今は良好だと思う。回復へ向かい、3~4週間後に再検査した時点で、少なくとも打席に立つことができ、いつマウンドに立てるかも分かることを願っている」と話し、打者としての早期復帰への期待を口にした。

 大谷は右手中指のまめの影響で、6日のロイヤルズ戦を4回で降板。試合後に右肘の張りを訴え、7日にPRP治療と幹細胞注射を受け、翌日内側側副靱帯の損傷の診断を受け、故障者リストに入った。

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