エンゼルス大谷、10試合ぶりにチーム合流 ソーシア監督「かなり楽観視している」

スポーツ報知

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が18日(日本時間19日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦前にクラブハウスに姿を見せた。8日に右肘の内側側副靱帯(じんたい)損傷で故障者リスト入り後、遠征には同行しておらず、10試合ぶりに本拠地へ戻ったチームに合流。この日の試合はベンチで見守った。

 試合前の全体練習には参加しなかった。治癒を促進するPRP(多血小板血漿)注射を受けた右肘にサポーターなどは付けていなかった。大谷と話をしたソーシア監督は、「最初は当然がっかりしていたが、治療を1週間やってみて、その過程を理解できてきている。メディカルチームはかなり楽観視している。2~3週間後の再検査でより詳しいことが分かるだろう」と話した。指揮官によると、3、4日前に再開した左腕のみでのティー打撃に加え、ランニングや筋力トレーニングを続けている。

 この日、20試合連続無失点の球団新人新記録を達成したダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)は、試合前に大谷からあいさつを受けた。「まだまだ可能性に満ちた選手なので、これからもしっかり治してきてくれると思います」とエールを送った。

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