マリナーズ・雄星、メジャーデビューで2回自責0!最速153キロ

スポーツ報知
オープン戦でメジャーデビューした菊池雄星(カメラ・安藤 宏太)

 西武からポスティングシステムでマリナーズ入りした菊池雄星投手(27)が25日(日本時間26日)、オープン戦のレッズ戦(ピオリア)で先発して、メジャーデビューを果たした。

 初回はメジャー12年での通算打率が3割を越え「カナダのイチロー」の異名を持つボットから内角高めのカーブで空振り三振を奪うなど三者凡退で立ち上がった雄星。だが2回は味方の2失策なども絡んで被安打1ながら2点を失ったが、自責点は0だった。最速は95マイル(約153キロ)をマークした。

 2イニングを投げて降板。29球で被安打1、奪三振1だった。

 ◆菊池 雄星(きくち・ゆうせい)1991年6月17日、盛岡市生まれ。27歳。小学3年のとき「見前タイガース」で野球を始め、見前中時代は盛岡東シニアで投手。花巻東高では2009年センバツで準優勝、夏は4強。同年のドラフトでは1位で6球団が競合した末に西武入り。2年目に1軍昇格して4勝、3年目からはローテ入りし、17年、初タイトルとなる最多勝と最優秀防御率に輝いた。日本通算成績は158登板で、73勝46敗、防御率2・77。184センチ、100キロ。左投左打。今季年俸は800万ドル(約8億8000万円)。

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