【日本ハム】栗山監督、新主将・中田にゲキ「キャプテンのイガラシ君になれ」

スポーツ報知
UHBの「みんスポSATURDAY」に出演した栗山英樹監督(左から3人目)

 日本ハムの栗山英樹監督(56)が23日、新主将に就任した中田翔内野手(28)の理想像に漫画「キャプテン」の登場人物を挙げた。札幌市内でUHBの「みんスポSATURDAY」に生出演。終了後、求める主将像に「イガラシ君。キャプテンの。ちょっと斜に構えているんだけど、やるときやる、みたいな」と明かした。

 「キャプテン」は野球漫画の名作で、イガラシは皮肉屋で疎まれることもあるが、野球センスは抜群で根は熱い。主将就任後は、既成概念にとらわれない猛練習でチームを全国制覇に導いた。栗山監督は「新しいキャプテン像を生み出してほしい」と優等生型の主将像を求めていない。人望が厚い中田に、イガラシのような個性でチームをまとめてほしいと願った。

 きっかけにもしてほしい。中田は今季は2011年にレギュラー定着後ワーストの16本塁打。打撃不振に陥った。大砲の不調に呼応するように、チームも5位に終わった。「中田が中田らしくなるために何でもやる。そうしないとチームは勝てない」。指揮官は新主将と一蓮托生(いちれんたくしょう)の覚悟を示した。(秦 雄太郎)

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