【阪神】来季も韓流補強…元メジャー朴炳鎬、呉昇桓を調査

スポーツ報知

 阪神が来オフの補強に向け、韓国ネクセンの朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手(31)の獲得調査を進めることが29日、分かった。球団関係者は具体名を挙げることは避けたものの「メジャーでは活躍できなかった選手も戻ってくるし、(韓国が)調査の対象になる」と明かした。

 今オフは韓国ハンファからウィリン・ロサリオ内野手(28)を獲得した阪神だが、実は水面下では米ツインズに所属していた朴の獲得の可能性も探っていた。16年からメジャーに挑戦。その年の途中から出場機会が激減し、11月に古巣復帰が決まったが、阪神は、長打力はロサリオに匹敵すると評価していた。

 また、14、15年に阪神で2年連続最多セーブの呉昇桓(オ・スンファン)投手(35)の代理人とも強固なパイプを築いている。今オフはカージナルスからFAとなり、所属先が決まっていない。ドリス、マテオ、モレノとリリーフ助っ人がそろっており、早急に獲得する予定はないが、チーム事情が変われば、再び補強リストに加える可能性もある。

 来季中にはメッセンジャーがFA権を獲得し、19年からは日本人扱いとなる。台湾・ラミゴの「大王」こと王柏融外野手(24)らの調査も進めており、外国人枠を有効に活用する方針だ。

 ◆朴 炳鎬(パク・ビョンホ)1986年7月10日、韓国生まれ。31歳。城南高から05年の1次ドラフト1位でLGに入団。捕手から一塁手に転向。11年にネクセンにトレード。15年に53本塁打を放つなど、12年から4年連続で本塁打と打点の2冠王。15年オフにポスティング・システムでツインズ入り。16年は62試合で打率1割9分1厘、12本塁打、24打点。今季はメジャー出場なく、ネクセンに復帰。185センチ、107キロ。右投右打。

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