【阪神】年明けにV祈願社員旅行、古都の「パワースポット」を巡る

スポーツ報知
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社

 阪神が来年1月上旬の球団社員旅行で、古都の「パワースポット」を巡ることが30日、分かった。京都の伏見稲荷大社、鈴虫寺に出向く予定で、球団関係者は「担当の人がいろいろ工夫してくれているようです。いいんじゃないでしょうか」と笑みを浮かべた。

 「お稲荷さん」の総本宮である伏見稲荷大社(京都市伏見区)は、商売繁盛の神様として知られる。真っ赤な鳥居が連なる千本鳥居は、外国人観光客にも大人気な神秘的空間。今季の主催試合で300万人を動員し、2017年度の売り上げが200億円を突破する見通しの球団にとって、さらなる飛躍を願うには格好のスポットだ。

 嵐山方面にある鈴虫寺(同西京区)は、「妙徳山 華厳寺」(みょうとくざん けごんじ)の通称。一年中、鈴虫の音色が響くユニークな名所だ。偶然にもお守りは虎カラーの黄色。住職らのユーモアあふれる説法を聞いた後、山門脇の幸福地蔵にひとつだけ願いを唱えるが、このお地蔵さんは救いを求める人のもとへ歩いて来るため日本で唯一わらじを履いているとされる。元SMAPの木村拓哉、和田アキ子ら大物芸能人も足を運ぶほどだ。

 願い事はもちろん、13年ぶりのリーグ優勝。同関係者は「験担ぎの前にやらないといけないこともいっぱいありますが…」と言いつつも、まずは球団一丸のV祈願ツアーに全力を注ぐ。

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