【ヤクルト】山田、初詣で3つの誓い「最高の年にしたい」

スポーツ報知
初詣で住吉大社を訪れ、おみくじを引くヤクルト・山田(カメラ・中村 晃大)

 ヤクルト・山田哲人内野手(25)が2日、新年に「3つの誓い」を立てた。昨季、チームは球団史上ワーストの96敗。個人としても打率2割4分7厘、24本塁打、78打点、14盗塁と前年から数字を落とした。名実ともに球界の顔となった背番号1の成績は、チーム成績に直結する。今季は背中でナインを引っ張る覚悟だ。

 〈1〉3度目のトリプルスリー

 15年からは史上初めて2年連続で打率3割、30本塁打、30盗塁をクリア。今季は「1番」での出場も見込まれるが、「そこは毎年目指していきたいです」。

 〈2〉フルイニング出場

 昨季はチーム唯一の全試合フルイニング出場。看板選手の自覚を持ち、「常に体の強い人間でありたいです」。

 〈3〉ゴールデン・グラブ賞

 最大の壁は5年連続受賞中の広島・菊池だが、球団内外に山田の堅実な守備を支持する声があることも事実。「取れるアウトは絶対に取りたいです」

 この日は初詣のため、大阪市内の住吉大社を訪問。ご祈祷(きとう)を受け、昨年の悪い流れを断ちきった。「今年は最高の年にしたいと思います」。大阪への帰省中、実家では愛犬のティー君(4)と再会し、英気を養った。2018年は戌(いぬ)年。オンリーワンの存在が、輝きを取り戻す。(中村 晃大)

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