盟友も言葉を失う 田淵幸一氏が、山本浩二氏が 星野さんを語る

スポーツ報知
10年、NPBの会見で並ぶ(左から)山本氏、星野SD、田淵氏

 東京六大学リーグではライバルとして対戦し、2008年の北京五輪では星野仙一監督の下でそれぞれ打撃コーチと守備走塁コーチとして支えた山本浩二氏と田淵幸一氏も、50年を超える親交があっただけに悲しみに暮れた。

 同学年で法大から広島に進んだ山本氏は「突然の訃報に言葉が出ない。あまりにもショックが大きい。昨年11月28日に東京、12月1日に大阪で行われた殿堂入りパーティーの時の姿が元気がなく、顔つきや声にも力がなくなっていたので心配はしていた。大阪のパーティーの後、3日後くらいだったかな。お礼の電話がかかってきたので『気をつけてくれよ』と話したばかりだったのに…。本当に早すぎる」とコメントした。

 山本氏と同様に法大時代から対戦し、阪神に進んだ田淵氏は「一番の親友だった。親友が亡くなったショック、悲しさはこんなにすごいものかと初めて体験した。(思い出はと聞かれても)まだそういうのは頭に出てこない」と言葉を失っていた。

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