【中日】小笠原2軍監督、星野仙一氏を悼む「北京五輪に出たかった」

スポーツ報知
中日の小笠原道大・2軍監督

 中日・小笠原道大2軍監督(44)が8日、4日に亡くなった星野仙一さんを悼んだ。

 巨人所属の08年、北京五輪代表選出は確実だったが、07年オフに手術した左ひざの状態が悪く断念。「(五輪に)出たかった。会う度に『頑張れよ』と、穏やかに激励してくれた」と言葉を詰まらせた。当時は考えもしなかったが、現在は闘将もかつてまとった中日のユニホームで、若竜を指導する立場に。「ドラゴンズの礎の一部を作ったのが星野さん。強くなって、愛されるチームになるため、微力ながら力になりたい」と恩返しを誓った。

 この日は、名古屋市内のショッピングモールでトークショーに出演。巧みな話術で会場を盛り上げ、「高校生が5人入った。チームの底上げをしたい」と、意気込んだ。

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