松坂大輔、右肩の状態は近年にない良い状態「とにかく投げたい。気持ち良く腕を振りたい」

スポーツ報知
松坂

 今月下旬に中日の入団テストを受ける松坂大輔投手(37)=前ソフトバンク=が、10日に放送されたテレビ東京系「アスリート運命の一日」(後9時)に出演し、現在の心境を語った。

 テレ東では、米ロサンゼルス郊外で自主トレとリハビリを行っている松坂を直撃。入団テストを前に、右肩の状態は近年にない良い状態だという。

 松坂は「毎日それ(投げること)しか考えていない。とにかく投げたい。気持ち良く腕を振りたい」と意気込みを語った。しかし一方で「不安はありますよね。また(右肩痛に)なったらどうしようと。もしその状態になってしまったら、終わりだと思うので」との不安も口にした。

 松坂がルーキーイヤーの1999年に西武の2軍投手コーチだった中日・森繁和監督(63)はスポーツ報知の新春インタビューで「そういう(どん底からはい上がろうとする)ヤツが男として好きなんだ。前にもいただろ(07年に育成選手として獲得した中村紀洋のこと)。投げられるんであればだが、ウチだったらチャンスはある。ずっと出ろって言ってる訳じゃない。10日に1回投げて(登録と抹消を繰り返して)1勝でも2勝でもしてくれればいい。お客さんを100人でも200人でも呼んでくれるかも分からない」と語っている。

 入団テストは今月下旬にナゴヤ球場で行われる予定。

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