【阪神】ドラ2高橋遥人、甲子園で再び輝く!

2018年1月13日9時0分  スポーツ報知
  • 昨年暮れ、母校野球部寮を訪れた高橋遥人。左後方の「甲子園で勝つ」という後輩たちのスローガンは自身の目標でもある

 常葉橘(現常葉大橘)出身の阪神ドラフト2位・高橋遥人投手(22)=亜大=が8日から新人合同自主トレに参加している。高校2年夏、甲子園に出場した左腕は、東都大学リーグの強豪・亜大で鍛錬しプロの道をつかんだ。最速151キロのストレートとツーシームを操る即戦力に、常葉中・高での6年間や大学時代、プロへの思いなどを語ってもらった。

 ―いよいよプロ生活がスタートする。背番号は29。

 「若い番号ですし、井川さん(元阪神)とかがつけていた。それに見合った番号に自分がしていかないと」

 ―阪神の本拠地、甲子園は高2の夏に出場した=※注=。

 「振り返れば、高校時代のベストピッチは甲子園でした。あの頃は夏に弱くて、負けて申し訳なかった。短すぎましたけど、印象に残っているのは実はピッチングより、9回2死二塁から放った左前安打。流し打ちました。楽しかった。(これからは)1軍に行かなければ甲子園で投げられない。当面の目標は1軍です」

 ―常葉橘(現常葉大橘)で中高6年間過ごした。

 「野球の魅力を教えてもらえて、自分をある程度周囲に知ってもらえる選手にしてくれた。6年間、同じ人に教えてもらえて、仲間とも出会えた。交流が今でもあるのは財産です」

 ―常葉橘からは先輩の庄司隼人、後輩の木村聡司がプロに進んでいる。

 「庄司さんは自分が中2の時の高3。大スターよりさらに上の存在でした。木村も1年後輩ですけどプロでは先輩。同じ舞台に来られた、という感じです」

 ―阪神には静岡の先輩(岩崎優投手=清水東出、竹安大知投手=伊東商出)も

 「話してみたいです。すぐ弟子入りとか言われそうですけど。大学(亜大)の先輩の板山さんもいるのでいろいろ聞いてみたい」

 ―球速が136キロから大学では151キロに

 「体重は67キロから多い時で最高83キロ(ベスト77キロ)に増えました。正直、大学3年の春まではプロなんていえるレベルではなかった。でも大学で『あまり思い切り投げてないように見えるのに速いよね』と言われたことがうれしかった。考えてみれば、力感がなくていいボールが行くのはいいこと。シンプルな投げ方が1番。いい投手は無駄がないですし。体はプロでもっと大きくしたい。走れる体にしないと意味ないですけど」

 ―亜大OBは、藪田(広島)山崎(DeNA)などここ数年プロで活躍中

 「周りの人より練習するのは当たり前、という環境。やってるときはきつくて、成人式とか楽しそうな同級生をいいな、と思った時もありました。でも退寮の時、部屋からいつものように練習している後輩をみて、達成感がはんぱなかった。大学で得た意識や気持ちをプロで変えようとは思っていないです。感謝ですね」

 ―左で150キロ超は魅力。セールスポイントはストレート?

 「自分としてはストレートと言いたくなくて。それは大前提ですし、それ以外もいいと言われるようにしないと。151キロを評価していただけましたけど、指にかかったスピンが利いたボールを投げたい。スピードは追い求めず、数字で自分を見失わないようにしたいです」

 ―同年齢では鈴木翔太(中日―聖隷クリストファー高出)が昨季1軍でブレイクした

 「眼中ないと思われてますよ、きっと。(鈴木は)小学校の時から速いと評判で、練習試合で見てすごいと感じました。ただ高3のドラフトで、プロ志望届を出しました(指名漏れ)が、向こうはドラ1。そんなに差があるのかとは感じました。その場所に行けたらとはどこかで思ってました」

 ―1年目の目標は

 「1日も早く1軍のマウンドに立ちたい、ということです。先発か中継ぎかも、とにかくチームの戦力にならないと。任されたところでしっかり結果を残せればいいです。これまで一緒にやってきた人に『おれ、こいつと野球やってたんだぜ』と言ってもらえるような選手になりたいですし、こういう選手になりたい、と思ってもらえるような選手になりたいです」

 ◆高橋 遥人(たかはし・はると)1995年11月7日、静岡市生まれ。22歳。西奈小3年で野球を始め、投手は小5から。常葉橘中時に全国中学大会優勝。常葉橘高(現常葉大橘高)2年夏の甲子園に出場。3年夏は県4回戦敗退。亜大では1年秋から通算5勝を挙げた。180センチ、78キロ。左投左打。血液型A。家族は両親、兄、妹、弟2人。

【※注】 12年夏の甲子園、開会式に続き行われた福井工大福井(福井)との開幕戦で5回2死二塁から救援。6回2死満塁の危機も切り抜けるなど、4回1/3を投げ被安打3、4奪三振、無失点に抑えたが、2―4で敗れた。

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